看護師が教える”高血圧”〜病気とお金の学校〜

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おはこんばんちはたつきんぐです。

今回は高血圧について看護師目線の徹底解説です。

と言っても全てを解説すると膨大な量になり、1つ1つの内容が薄くなってしまうため今回はどんな病気かと原因・予防に焦点を絞っています。

医師や企業よりも普段患者さんに関わる中で感じる患者さん目線で知りたい情報を発信します。

高血圧ってどんな病気?

意外と多い患者さんからの質問は高血圧って血圧が高いだけでしょ?という質問です。

確かにその通りです。血圧が高いだけです。しかし心筋梗塞や心不全などの心臓の病気や脳梗塞や脳出血などの脳血管の病気は血圧が高いことが原因おなることが多いです。

血圧が高い=全身に血液を送る圧力が強い

圧力が強い=血管に負担がかかる=血管が分厚く・硬くなる→動脈硬化になる

この分厚くなるというのは丈夫になるということではなく、血管の内側が分厚くなるということです。

つまりこれが原因で血管の内側が狭くなり、結果として心筋梗塞や脳梗塞のような血管系の病気になってしまうということなんです!!!

ここにコレステロールと呼ばれる高脂血症が合わさるとそのリスクはより高くなります。

また糖尿病が合わさると血管がもろくなり傷つくことでより重症疾患のリスクは高くなります。

高血圧の原因

高血圧の原因となり得る要素はたくさんあります。ここは予防医学のため細かく解説します。

①塩分摂取

塩分を取りすぎると身体の中に水分が溜まりやすくなります。これによって心臓に流れる血液の量が多くなります。そうすると多くの血液を身体に送り出すために血圧が上がりやすくなります。

夏の暑い日に塩分を取れ!!というのは汗で水分と塩分が失われるからです。この原理を日常生活に落とし込むと失ってもない塩分を身体の中に多く摂取すると多くの水分が身体に残ってしまいますね。

塩っ辛い食事には注意です!!調味料を減塩のものに変えるだけでもだいぶ変わるそうですよ!

②精神的ストレス

仕事や人間関係のストレスを感じると人は血圧が上がります。

病院で測る血圧と家で測る血圧が変わるのはこれが原因ですよね。

ストレスを常に感じていると常に血圧が高くなることになります。

なるべくストレスを溜めないように身体を休めたり睡眠をとったり、息抜きをすることも大切だと思いますよ。

③肥満

肥満というのは高血圧と常に隣り合わせです。

肥満の方は体脂肪が多いですよね。それによって身体の細い血管が圧迫され、そこに血液を送らなければならない心臓の圧力つまり血圧が高くなります。

イメージとしては脂肪によって押しつぶされている風船(血管)を膨らますようなイメージですね。

もちろん肥満の方はそれだけでなく高脂血症によって血液にコレステロールが多かったり、運動をしていない方が多かったりと高血圧につながる要素をたくさん持っています。

④運動不足

運動不足を説明するよりも運動している人の説明をした方がわかりやすいです。

運動をしている人は血管がすごく元気です。そして筋力や肺活量が高いことで血液の循環が良いことで血管が広がりやすくなっています。

それによって運動中は血圧は上がりますが、その後は血圧が低く維持できることが多いです。

運動の強度が高すぎると運動中の血圧が高すぎてしまうので注意ですが、強度が適切であれば効果的な予防になるはずです。

⑤喫煙

喫煙は血管を収縮させると言われています。

喫煙をすると一時的に血圧が高くなるとされており、1日の中でタバコを吸っている時間が長い方ほど血圧が上がっている時間が長くなります。

そのため血圧が高くなります。

やっぱりタバコは万病の元ですね。禁煙しましょう。

⑥その他

ホルモンによる影響や薬剤による影響、病気からくる高血圧等もありますね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

高血圧は避けたい病気ですよね。日々の生活における小さな工夫が将来の健康に繋がると思います。

特に血圧は日常生活における要因が大きいので生活習慣の見直しやリフレッシュなどが大事ですね。

現在の健康意識が将来の健康に繋がりますよ!

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